売られた喧嘩は買う。

昨日、飲み会でした。
私のファンだという22歳の娘、その彼氏、雄の友人の四人。
娘は、会っていきなり俺を見ておお喜び。めったに引かない俺がややひくぐらいの喜びよう。
こちらも遅れをとっていられないので、一流のハイセンスジョークで応戦。ハイパーインフレ。
由来は、昔、俺が開いていたホムーペが大好きだったらしく、数年間会いたがっていたが、友人が会わせたがらなかった。理由は、「面白いし、かっこいいから、奪われると思って」(本人談)
今、なぜ会わせてもいいと判断したかは、あえて聞かなかった。

飲み屋にて。
娘は俺が話をしている間、俺を凝視。
これは相当なプレッシャー。
戦いである。
ひどいときは、
「え、落ちは?」
と言われる。
俺は芸人かと。
一休さんかと。
そんなにトンチ出んわい!
普通の話だってするわい!
と、思うが勝負の土俵はまったなし。
「ちきしょう!負けたくない。勝つんだ!」

バトルは五時間に及んだ。
途中娘は明らかに、疲労
「疲れた。やっぱり、この人(彼氏)がいい。」
四方丸くおさまった。

大いに笑った。笑わせてやった。笑いすぎて、腹が痛い、喉が痛いと言わしめた。

楽しい会が終わり家に帰る。
悪い気分じゃなかったけど、俺は寂しさに襲われ、最近気になるある女性に電話してしまった。
楽しく話して、思いきって
「クリスマスもしお互いヒマだったらなにかしようよ」
と言った。
「うーん、そうだねぇ」
とつれない返事です。

そんなに多くを望んじゃいけないね。
かわいいと思っている娘と電話出来ていること自体、今の俺には贅沢だ。

あぁ、寒い寒い。