錬金術師

アルケミスト 夢を旅した少年 (角川文庫)

アルケミスト 夢を旅した少年 (角川文庫)

中南米の作家の本が読みたいと思っていた時期に、
この本の存在を知る。
でも、読む気が起こらなかったので買わなかった。
先日、本屋でまたこの本を見つけ、
読む気になったので購入した。
なにごとも熟成期間が必要なのである。


おそらくは人が生きながらに得る様々な真実が、
贅沢にちりばめられている。
大人向けの物語だと思われた。


砂漠の男は遠くへ行かなければならない。
戻ってくるために。
強くならなければならない。
戻ってくるために。
帰りを待つ愛する人のもとへ。


みたいなことが書いてあって、心に残った。


ところで、最近砂漠あるいは砂というものに心魅かれる。
最近読む本になぜかよく砂が出てくるというのもある。
無意識に選んでいるのか。

一握の砂・悲しき玩具―石川啄木歌集 (新潮文庫)

一握の砂・悲しき玩具―石川啄木歌集 (新潮文庫)

砂の女 (新潮文庫)

砂の女 (新潮文庫)

↑これはまだ読んでない。
始めのほうだけ読んで、めんどくさくなった。

壁 (新潮文庫)

壁 (新潮文庫)

これはえらい面白かった。
これも砂漠が出てくる。

砂漠。

極限の民族3部作のうちの、
アラビア遊牧民


鳥取にでもいくべきなのだろうか。。