技術と努力。

「テンションが低い」
「ふつうのことしかいわない」
「おもしろくなくなった」
「勢いが無くなった」
「破壊力が無くなった」


などと、最近よく言われる。
自分でもよくわかる。


これじゃいかんと思いながらも、
どうにもこうにも自分が盛り上がらないんだからしょうがない。
なにかにつけ、
「つまんねーな」
と思う。


いつからこうか。
思い起こせば、一ヶ月前、彼女ができたあたりから。ヘイ。


なんてゆうか、がんばって盛り上げたり、テンションあげたりする目標を失ったというより、そういうバイオリズムに入っただけな気がする。
彼女が出来たことが低バイオリズムの引き金を引いたことは確実ではある。


いかんねぇ、いつもそう。
彼女ができること自体はなにも悪くないのに。(あるいはそこも疑うべきか)


先日、テレビで「Shall we dance?」の米国版が放送されていたので見た。
その中で、探偵事務所勤務の文学青年が、
「結婚することは技術だが、結婚を続けることは努力だ」
といっていた。
その通り。
俺は結婚しちゃいないが、
付き合うまでは技術だが、付き合い続けることは努力だ、
と思う。


自分で言うのもなんだけど、
俺はなにかと技術には長ける。
でも努力が続かない。
こつこつと積み上げるというよりも、
さらさら流れる川の水。
足跡を残さない旅人なんだね。
さぁ、キモくなってきた。


とにかく、満たされると何もしなくなる。
マチャアキも離婚会見でそんなこといってた。
ハングリーであり続けることは難しい。
危機感の薄い俺にはなおのこと難しい。