妄想恋愛日記

飲みの席の勢いで、あの娘からレンタカーでドライブに行くを約束をとりつけた。
当日、チキンハートはガクブル。テンション下がったらどうしよう。そこはナイスBGMで乗り切ろうということでCD編集。
冬前の湘南へ海を見にいく。行きの道途中で、まだ新鮮なノリのうちに俺はアクションを起こす。
信号待ちの時に、左手を助手席シートの後ろへまわす。左腕が斜め下45度になるように。そして助手席のほうへ上半身を向ける。この間、さりげない一瞬。そして、セイ。
「〇〇ちゃん」
なに?というだろう。そこで、セイ。
「ちょっと俺のうしろの窓(運転手ドアの窓)からとなりの車みてみ」
なになに?となり、食い付きがたりなかったら、ほれ、もっとよく、と促す。
彼女のフェイスが車体の中心線くらいまできたら、俺はじゃっかん、フェイスにマイフェイスを近付ける。
そこで、目が合ってとくにシーが動かなかったらさらに接近。
飛びのいたら、笑って誤魔化す。
どのみち、信号は変わり運転に戻る。そして、セイ。
「へっへっへ。いやーやっちゃったなー。申し訳ないです。」
え?バカじゃないの的なことをいわれる。しかしフェイスはじゃっかん紅潮。

何事もなかったように遊んで、帰り道。車中で、セイ。
「行きはごめんね」
そこでいわれる。
「ううん。」
「え?」シーのフェイスをみる。伏し目がちに恥じらっている。
次の信号待ちで、さっきと同じことをしよう、と俺は企てる。

以上、朝っぱらから妄想でした。キューン