ケツコン式

初めて結婚式なるものへデタ。
他大ボート友人の式。久々に会う友人たちは楽しかった。大学以降、人格はあまり変わらないものなのだろうか?それとも昔のメンツに会うと、昔に戻るのか。きっと両方だ。
嫁の美しさに感動した。おごそかって、こういうことなんだろうって気分になった。幸せってこれだろうとも思った。
俺は二次会の幹事だった。その二次会も粗い準備ながら、少人数だったので私の名MCで大盛り上がりだったってことにしとく。正直いうと、ボート関係者の盛り上げに感謝。三次会もやることになり、代官山からエビスを駆け巡り、ショバを確保。
「この見えない俺の努力が、二人の幸せへのハナムケさ。」
部活のジャーマネ気分アゲインだった。自己陶酔。
結局、オールになり、完全にオシャカになった雄四匹が取り残された。渋谷のクラブへ行こうとしたが、どこも閉店。結局、ブラックライトが怪しく光る飲み屋で始発をまった。
ポンコツと化した男はただひたすら、
「女の子帰しちゃダメだったんだってぇ。かわいいとかいう問題じゃなくてさぁ。もぅ、ダメだぁ。」
このセリフの無限ループ。渋谷のDJもビックリ。死んだと思いきや、なんどもゾンビのようによみがえる。
「めんどくせぇ…。」
素敵な結婚式は、この言葉で締まってしまった。