夏のラストイベント

甲子園が終わると、夏が終わった気分になる。
と、いう方もいるでしょう。


しかしながら、やはり私にとっては、
ボートの大学選手権が夏のラストイベントなのであります。



昨日より始まっているインカレ。
まだ見にいけてないけど、
今年はどうやら熱いことになっておる模様。


予選を抜けた大学は、
早慶、日大、東北。


万年王者、中央大が大差で負けている。
今後のし上がるかもしれないけどね。


敗者復活戦であがってくる可能性がある大学は、
東大、京大、名古屋など国立大が熱い。


面白いねぇ!


大学ボート界におけるパワーバランスが崩れております。
日大中央が圧倒的に強く、
ついで早慶、明治法政etc..だった序列。
国立大では東北大が謎の強さを昔から発揮していたが、
他の国立大も躍進している。


なぜ私大が強いのかといえば、
強力な高校生が推薦入学できるからで、
一般入試しかない国立大には、
どうしても人材が限られてしまうのである。


その中でのし上がってくるというのは、
敵ながらあっぱれというか、
学生の頃、国立大が勝っていると、
自分の大学の次に応援していたものです。


私自身は私大だったものの、
一般入学だったゆえ、彼らの躍進を
自身の可能性と見ていたのかも知れません。
「あいつらがあれだけやれるんだから、俺もやれる。
 なめんなよ、ガリ勉!」
てね。


最終的には自分の大学以外が勝つのは
面白くはないけど、
どこが勝とうがボートっていいなぁ、と思うのです。
理性と努力のスポーツですから。
一時的なノリや見せ掛けだけの情熱よりも、
理性による努力の継続。
天性のセンスよりも日々の努力。
その全てがたったの7分程度のレースで燃え尽きる・・。
あぁ・・・。
必死の形相で漕ぐ選手の顔。
それでいて統一の取れた動き。
見苦しく、美しい。
感動で涙がでます。


所詮もこみちにその感動を伝えるのは無理なんです。
レガッタ大コケしてるみたいだけど!


ぜひ皆さんも一度見てみたらいかがでしょうか?
埼玉県戸田市にある戸田公園ボート場で開催中。
埼京線戸田公園駅でアクセス!
日曜日は特に決勝なのでぜひ。