備えあれば憂い無し。
さて、災いはいつ訪れるともかぎりません。
みなさん、万全ですか?
私は常日頃から、将来起こるであろう危機に対し、
予測とその対策を講じることを欠かさない人物です。
例えば、
※娘の反抗期「絆」
多感な10代を迎えた我が娘。
最近、私に冷たい。
それは年頃の娘を持つ父親の常。いたしかたないことだ。
だが、娘の服装の露出度が上がってきていることは、看過できない。
娘を納得させた上で、コンサバな服装をしてもらう術はないだろうか。。。
対策案1【さとす】
父の語り)
「若さは一時のものゆえに貴重だ。
出し惜しみしたくない気持ちもわかる。
確かに、宮沢りえもサンタフェを出した。
でもお前は宮沢じゃない。」
予測される娘の反応)
「キモイ。結局サンタフェ見てんじゃんエロ親父。」
結果)
ぎゃふん!
ボツ。
案2【反面教師】
父)
娘と同じ格好をする。
「どう?」
予測される娘の反応)
・家出
・よくカミングアウトしてくれた、と思わぬ同情
結果)
露出の危険さを喚起しようとしたが、
それとは別の危険を喚起。
状況改善せず。
ボツ
案3【すなおに】
父)
「お前は俺の大事な娘だ。
だからあまりそういう格好をして欲しくない。
古い考えかもしれないけど、
そんなに露出しなくでも十分素敵だよ。
そして露出をして、よってくる男にろくなやつはいない。」
(露出をすることが女子の仲間意識にとって重要な要素である可能性もありうる。
そのことを父は理解している。
同時にどんなものであれ、友情が大切であることも理解している。
ゆえに、父はそこまでは語らないのである。
ただ、母である嫁に相談をする。
その会話をリビングの扉の影でそっと聞く娘。
その胸中やいかに?
父はただ娘の幸せを願うのみである。)
娘)
「・・・ありがとう」→服装改善
「・・・わかった」→服装は変わらないが、なんとなく父にやさしくなった。
「しんじらんない」→平行線。普段から娘に信用されていないことを反省すべきである。
結果)
最終的にはそれまでの娘との信頼関係に依存する問題だと思う。
以上、危機管理対策の一例でした。
最終的に「いい話」にもっていくのがコツです。
その他、
「カラスが襲ってきたときのかわしかた」
「自分が死ねば全人類が救われる状況に至ったときのアクション」
「自身が監督を務めるラグビー部が花園一歩手前で敗退したときにいうセリフ」
など、将来起こりうる危機の悩みは尽きない。
考えるか考えないかはアナタ次第。
しかし、実際にコトが起きてからでは間に合わないのが、
世の常であることを心にとどめ置かれたし。
なお、死して屍拾うもの無し。