ギャル曾根、骨折を押してライブ。
ギャル曾根の根性に学ぶべきところはあるのではないだろうか。
さて、インカレ観戦の帰り道、学連の同期とともに、
王子の二郎(丸富士と改名されていた)へ行ってきた。
ソウルフードをぶっこんでいると、
「重要な話がある」
とメルが言う。
「来年、マスターズにでないか」
27歳以上35歳未満のボートレースに出ようというお誘いである。
同席していた丸ちゃんは既に承諾済みらしい。
「きくだけ野暮だな。」
俺は答えた。
かくして来年5月、マスターズレガッタに出ることになった。
インカレで彼らも思うところがあったのだろう。
愛くるしい連中だ。
へっぽこなりの意地。
そういったものに俺は弱い。
なぜなら俺もへっぽこだから。
「おそらく、他にエイトは出てこない。
俺たちが優勝だ!」
考え方が基本的に間違っている。
しかし正攻法で勝てない人間の性でもある。