温泉ポルノ
昔のポルノを見るとある感慨に襲われる。
「今のババァも昔は若かった…。」
単なる事実ではなく、感慨。
人間の体は一般的に急激には老いない。
しかし確実に老いて、死ぬ。
昔のポルノをみると、人間は死と性からは逃れられないと思う。
しかし、社会生活で死と性はタブー。
オフィスに死体は転がっていないし、道端でやってはいけない。
実際やだけどさ。
社会生活で成功するためには、死と性を封じこめねばならない。
それがうまいことできないから、みぐるしい若作りやセクシャルな事件が起きる。
立て続けにポルノを見るとつくづく人間が嫌になる。
なんだかなにがいいたいのかよくわからない。
今日は振替休日で一日ぷらぷらしていたのだが、非常につまらない気分に支配されてしまったのだ。
エロから解放されたい。
でもそんなのつまらない。
この矛盾。
お気楽に生きていきたいけど、時間は止まらない。
なんだってみんな年齢にこだわるのかね。
馬鹿は馬鹿だし、エロはエロ。年齢関係無いのに。
時間ってなにかね。
物質の運動が全て止まったら時間も止まることになるのかね。
最近の女性はなんだってやたら生足を晒すのかね。いやらしい。チラ見してしまう。勘弁してくれ。
俺の勉強の方法は正しいのかね。この資格取って職にありつけんのかね。
金を稼がないと生存を許されない。収入がその人をはかる基準。否定しがたい。
出家するしかないか。
日常はそれなりに楽しかったりするけど、今日みたいにエアポケットにハマりこむと、あらゆる意味が崩れてどうしようもない。
まったく、意味あるものなんてありゃしない。
そういうひねくれも逃げ。声なき声に責められる。なにをどう嘆いたって逃げ場はないさ。常にアホうに追い立てられる。死ぬまで続く下らないおいかけっこ。
ゲーム放棄で死ぬのがいやで、鬼になるのが嫌なら、走り続けないと。
走ってないけど。
ちょーーーめんどくさいんですけどぉマジでウンチムリムリみたいなゲロゲロー。
温泉行きたい。